コロナ@ホテル療養中⑤
5.ホテル療養に必要な持ち物
一度ホテルに入所すると、退所するまで一切外出する事はできません。家族、知人等による差し入れは可能ですが、生もの等は不可なのと、東京都の場合はネットショッピング等通販でのデリバリーは許可されていません。
(1)持ち物リスト
(2)内容について
少し詳しく説明をします。基本的に都からは「自分で用意するもの」の案内しかありませんが、結構、ないと困るモノもあります。
①自分で用意が必要なもの
・病気の治療等の為常用している薬
基本的に、宿泊予定日数分の薬を事前に確保する事が必要です。なお、ホテルに医師や看護師は常駐しているものの薬の処方はありませんので、頓服薬についても必要に応じ準備してください。
不足している場合、かかりつけ医と相談のうえ、オンライン診療&宅配調剤等の手段で事前に入手するか、家族・知人等による差入れを事前に調整する必要があります。
・体温計
毎日7時、16時半に体温測定があります
②あると便利なもの【重要】
・のど飴
コロナ感染で喉を傷めている方も多いかと思います。ホテルは窓が空かず、24時間空調で換気しており大変乾燥しています。
・インスタント味噌汁
朝昼晩3回支給されるお弁当に汁物は一切ありません。部屋にポットがありますので、インスタント味噌汁やスープをご持参されると良いと思います。
・野菜ジュース、ゼリー等
療養中の食事については次章で説明しますが、3食ともに焼き物・揚げ物中心で、野菜は殆どありません。フルーツについては全くありません。体調回復が必要な時期にも関わらずビタミンやミネラル等は圧倒的に不足しますので、自身での補給が必要です。
なお、体調不良で食欲がなくてもお弁当以外食べるものはありません。必要に応じ、レンジのお粥*、ウィダーインゼリーなどもあると便利です。
*共用部に電子レンジがある場合
・化粧水、乳液
のど飴の際説明しましたが、部屋は大変乾燥しています。ホテルのアメニティに含まれる場合もありますが、できれば持参した方が良いです。
・マグカップやコップ
共用部に紙コップが用意されていますが、感染者による接触もありますので、ご自身で用意された方が良いかと思います。あわせて食器用洗剤、スポンジも必要です。
・簡単な掃除グッズ、除菌グッズ
前章で説明しましたが、部屋掃除の道具はフロア共通のコロコログッズだけです。感染者の部屋を掃除したグッズで、また別の感染者の部屋を掃除するわけです。感染者間とはいえウィルスを拡散するのでは?という気がします。なお、除菌グッズも共用部にジェルが置かれているだけです。
・サンダル
部屋で療養する時の履物と、共用部にお弁当やアメニティを取りに行く時の履物は分けるべきです。(マナーおよび衛生上の観点から)。いちいち、靴に履き替えるのも面倒ですので、サンダルを用意する事をお勧めします。
・加湿器
そこまでやるか?という気もしますが、コンパクトなモノをお持ちで荷物に余裕があれば一考の余地はあります(特に乾燥する今後)
次章では、ホテル療養の生活について説明します。
了