コロナ@ホテル療養中⑦
7.ホテルでの体調管理について
日々の健康観察の項目です。毎朝、下記項目を回答し、看護師さんによる健康観察の電話を受けます。みなさんの体調管理のご参考にどうぞ。
※体調に違和感がある場合は、自己判断せず、直ぐに医師に相談ください。
①表情・外見
・顔色が明らかに悪いように思う
・唇が紫色になっている
・いつもと違うような気がする
②喀痰・咳嗽
・咳やたんが、ひどくなっている
③息苦しさ
・息が荒くなった(呼吸数が多くなった)
・急に息苦しくなった
・日常生活の中で少し動くと息があがる
・胸の痛みがある
・横になれない座らないと息ができない
・肩で息をしているゼーゼーしている
④全身倦怠感
・起きているのがつらい
⑤嘔気・嘔吐
・嘔吐や吐き気が続いている
⑥下痢
・ぼんやりする
・意識がもうろうとする
・脈が飛ぶ、脈のリズムが乱れる感じがする
⑧その他
・のどの痛み
・鼻水・鼻づまり
・頭痛
・関節や筋肉の痛み
・[味覚障害]味を感じない
・[嗅覚障害]匂いを感じない
・食事が食べられない
・半日で一度も尿が出ていない
発症から間もなく10日目を迎えますが、コロナ陽性発覚前を改めて振り返ると、そういえば症状あったかも・・・、という事が分かってきました。順に症状を振返りますが、赤字部分は「そうえいばあったかも」という箇所です。
とにかく、色々な症状がでるのですが、どれも普段ならあまり気にしないほど「弱い」というのが大きな特徴でした。
了
コロナ@ホテル療養中⑥-3
6.ホテルでの食事(番外編)
第3章で説明しましたが、陽性が確定した翌日着で、区からタンボールで食糧が送られてきました。ホテル療養開始までの自宅での調整期間中に活用しました。内容を簡単にご紹介します。
①ご飯
・レンジのご飯×3
・カップ麺×1
・お茶漬け×2
②おかず
・レトルト中華丼、牛丼×各1
・レトルトカレー×1
・缶詰×3缶
③飲料
・スポーツ飲料(2リットル)×1
・野菜ジュース×3
凡そこのような感じでした。感染者は自宅から外出する事ができませんので助かりました。ちなみに、私はこの中から野菜ジュースをホテルに持ってきています。
なお、記憶が少しあやふやですので、帰宅したらもう一度確認します。
おまけ
ホテルには少しですがお菓子もおいてありました。体の調子が戻ってくるとお弁当だけではお腹がすいてきますので助かります。
了
コロナ@ホテル療養中⑥-2
6.ホテルでの療養生活(食事編)
1日の中の楽しみの一つである食事についてです。そのまま写真をご覧ください。
・9/20(日)夜
・9/21(月)朝
・9/21(月)昼
・9/21(月)夜
9/22(火)以降の写真もありますが、凡そ似たような内容です。
私の滞在しているホテルはロビーに電子レンジが4台くらいあり、温めて食べる事ができます。食中毒防止の観点等から焼きモノ、揚げモノが多くなりますが、味は美味しく満足です。唯一難点と言えば、殆ど野菜がありませんのでビタミンなどが不足する事でしょうか。
お茶、水は自由にとる事ができます。
企業からのスポーツ飲料の寄付もあります(大塚製薬様ありがとうございます)
了
コロナ@ホテル療養中⑥
6.ホテルでの療養生活
さて持ち物の準備も整いました、本章ではホテルでの療養生活について解説していきます。
(1)ホテル入所
・午後、専用車が自宅に来てピックアップします。小生の場合はミニバンで、運転手+感染者2名でした。運転席と後部座席の間はビニールで遮蔽、感染者は2列目シート、3列目シートにそれぞれ1名です。
・ホテル到着です。警備により外部とは完全に隔離されおり、目張りによりプライバシーも保護されています。滞在期間中、外部へ出る事はできません。
・到着後、順番にルームキー、オキシメーター、誓約書、注意事項等の書類が入った封筒を受け取ります。手続きは以上です。
・ロビーの様子です。ちなみに滞在期間中全般的に人は少なく、エレベーターなども含め、感染者通しが密になる事は今のところありません。
・部屋に入る際、飲み物を持っていく事が可能です
(2)部屋
13.2m2のシングルルームです。入口からベット、デスク、奥に窓とユニットバスです
コンパクトですが以外と機能的にまとめられており過ごしやすいです。
ユニットバスです
(3)1日のスケジュール
①健康観察
朝7時に健康観察があります。検温と血中酸素飽和度、脈拍測定のほか、喉の痛み、咳、息苦しさがないか、吐き気や下痢の有無など15の項目について、スマホ経由で専用サイトにアクセスして申告します。その結果を受け、9時半~12時の間に看護師による電話確認があります。また、夕方16時半にも検温と血中酸素飽和度、脈拍測定を行い同じく専用サイトから申告します。私の担当の看護師の方は親切で、色々気軽に相談にのってくれます。
②食事
朝は8~9時、昼は12-13時、夜は18-19時の間に、1Fロビーへお弁当を取りに行きます。食べた後のゴミも同時間帯内のうちに出しにゆきます。なお、この時間帯に、アメニティの補充を行う事ができます。
③空いた時間に何をするか?
ホテル療養者は軽症者とはいえ発熱等でつらい方もいれば、無症状で全く通常通り元気な方もいます。 休養する、TVを見る、読書をする、仕事をするなど各自の自由ですが、元気な方はエネルギーがあまり暇を持て余しがちです。私は、いまのところ、ひたすらこのブログを作成しています。筋トレをするのも良いかもしれません。
④差入れについて
外部の方はいつでも差入れできるわけでなく、来訪者から事務局への差入れは18-19時、その荷物を感染者が受取れるのは20-21時と決まっています。
大分長くなってきましたので、食事については次回に説明する事にします。
了
コロナ@ホテル療養中⑤
5.ホテル療養に必要な持ち物
一度ホテルに入所すると、退所するまで一切外出する事はできません。家族、知人等による差し入れは可能ですが、生もの等は不可なのと、東京都の場合はネットショッピング等通販でのデリバリーは許可されていません。
(1)持ち物リスト
(2)内容について
少し詳しく説明をします。基本的に都からは「自分で用意するもの」の案内しかありませんが、結構、ないと困るモノもあります。
①自分で用意が必要なもの
・病気の治療等の為常用している薬
基本的に、宿泊予定日数分の薬を事前に確保する事が必要です。なお、ホテルに医師や看護師は常駐しているものの薬の処方はありませんので、頓服薬についても必要に応じ準備してください。
不足している場合、かかりつけ医と相談のうえ、オンライン診療&宅配調剤等の手段で事前に入手するか、家族・知人等による差入れを事前に調整する必要があります。
・体温計
毎日7時、16時半に体温測定があります
②あると便利なもの【重要】
・のど飴
コロナ感染で喉を傷めている方も多いかと思います。ホテルは窓が空かず、24時間空調で換気しており大変乾燥しています。
・インスタント味噌汁
朝昼晩3回支給されるお弁当に汁物は一切ありません。部屋にポットがありますので、インスタント味噌汁やスープをご持参されると良いと思います。
・野菜ジュース、ゼリー等
療養中の食事については次章で説明しますが、3食ともに焼き物・揚げ物中心で、野菜は殆どありません。フルーツについては全くありません。体調回復が必要な時期にも関わらずビタミンやミネラル等は圧倒的に不足しますので、自身での補給が必要です。
なお、体調不良で食欲がなくてもお弁当以外食べるものはありません。必要に応じ、レンジのお粥*、ウィダーインゼリーなどもあると便利です。
*共用部に電子レンジがある場合
・化粧水、乳液
のど飴の際説明しましたが、部屋は大変乾燥しています。ホテルのアメニティに含まれる場合もありますが、できれば持参した方が良いです。
・マグカップやコップ
共用部に紙コップが用意されていますが、感染者による接触もありますので、ご自身で用意された方が良いかと思います。あわせて食器用洗剤、スポンジも必要です。
・簡単な掃除グッズ、除菌グッズ
前章で説明しましたが、部屋掃除の道具はフロア共通のコロコログッズだけです。感染者の部屋を掃除したグッズで、また別の感染者の部屋を掃除するわけです。感染者間とはいえウィルスを拡散するのでは?という気がします。なお、除菌グッズも共用部にジェルが置かれているだけです。
・サンダル
部屋で療養する時の履物と、共用部にお弁当やアメニティを取りに行く時の履物は分けるべきです。(マナーおよび衛生上の観点から)。いちいち、靴に履き替えるのも面倒ですので、サンダルを用意する事をお勧めします。
・加湿器
そこまでやるか?という気もしますが、コンパクトなモノをお持ちで荷物に余裕があれば一考の余地はあります(特に乾燥する今後)
次章では、ホテル療養の生活について説明します。
了
コロナ@ホテル療養中④
4.入所するホテルとは?
今回は療養先となる入所するホテルについて具体的に説明します。(東京都の例)
(1)ホテル療養の概要
https://www.fukushihoken.metro.tokyo.lg.jp/iryo/kansen/syukuhaku.html
(2)入所するホテル
現在東京都が受入れを行っているホテルは7か所です(2020年9月17日現在)
いずれも、サラリーマンが出張時に利用するような、普通のビジネスホテルです。
ホテル | 住所 |
・the b 池袋 | 豊島区東池袋1-39-4 |
https://www.theb-hotels.com/theb/ikebukuro/ | |
・デイナイスホテル東京 | 江東区木場2-1-1 |
https://daynice-hotel.com/ | |
・東横INN新宿歌舞伎町 | 新宿区歌舞伎町2-20-15 |
https://www.toyoko-inn.com/index.php/search/detail/00078.html | |
・東横INN東京駅新大橋前 | 中央区日本橋浜町2-58-2 |
https://www.toyoko-inn.com/index.php/search/detail/00176.html | |
・品川プリンスホテル イーストタワー | 港区高輪4-10-30 |
https://www.princehotels.co.jp/shinagawa/room/room15.html | |
・アパホテル浅草田原町駅前 | 台東区西浅草1-2-3 |
https://www.apahotel.com/hotel/shutoken/asakusa-tawaramachi-ekimae/ | |
・東京虎ノ門東急REI | 港区愛宕1-6-6 |
https://www.tokyuhotels.co.jp/toranomon-r/index.html |
えっ?品川プリンスホテルと思った方もいるかもしれませんが、東京に修学旅行にくる学生を収容するために作られたという、全館シングル、合計1015室の建物です。
面積も13.2m2ですので東横INNなどと同等クラスです。
(3)ホテルの設備について
通常の営業時との違いを簡単にまとめました。
①普段と同じこと
・装備品全般
TV、Video、冷蔵庫、ポットなどの備品はいつも通りです。Wifiも使えます
・アメニティ
シャンプー、コンディショナー、ボディーソープ、石鹸、かみそり、ティッシュペーパー、歯磨きセットなど基本的なアメニティは一通り揃っており、使ったら自身で補充も可能です。
②普段と違うこと
・食事や飲み物は支給される
1日3回、お弁当や水、お茶等の支給があります。場合により軽食なども供されます
・ルームクリーニングはない
部屋掃除は自身で行います。問題は1フロアに1つのコロコロクリーナーを共有する事です。コロナ陽性者通しとはいえ清掃道具の共有は感心できません。
・リネン交換もない
布団シーツ、バスマットの交換等もありません。自身で交換する事ができますが、1週間に1枚、3日程度に1枚など、それぞれ施設毎に定めがあるので従ってください
・タオル、ローブなどの用意はない
バスタオル、フェースタオル、ハンドタオルはいずれも持参が必要で、備え付けはありません。とはいえ、若干の貸与はしている様ですので、万が一忘れたり洗濯が間に合わない場合は利用する事ができます。
・洗濯機等は使えない
各自が部屋で洗濯する必要があります。なお、洗濯用洗剤は支給があります。
・その他
当たり前ですが、館内の自動販売機等は使えません。
施設により多少の違いはあると思いますが、次章では、上記を踏まえ、必要な持ち物についてご説明します。
了